弊社の楽器のコンセプトとしては、一体で鳴るピアノです。ボディーに無理なく振動が伝わり奏者とピアノも一体感を感じながら演奏することができるピアノが目標です。 各パーツが密接に結びつき共に弦が張られた時にかたく結びつくことが不可欠です。その事により厳選された木材の音が初めて美しく奏でられます。シュバイツァピアノはそれらのことを最大限に考慮し、製作しています。
ピン板 フレームからピンブッシングを取り除く事により、ピン板に大きく付加がかかります。それによって弦の振動はピン板に伝わりやすくなり、またピン板は12本のダボで支柱と連結していますのでピン板と支柱が一体として振動するようにいています。
響版 駒材のカエデのムクは音色が良いのですがクラウンの保持には弱いところがあります。裏駒の採用によりクラウンを十分に保つようになり、ハンマーが弦を叩く時の音色(アタック音)がカエデのムク材から発せられる甘い独特の音色を奏でることにより特徴を出しています。またDS響棒は響棒全体が振動し響板に細やかな振動を与える点では有効でした。さらに裏駒の採用により響板の強度を増す事によりDS響棒の良さを失わず、音量を増すことができました。
ハンマー ハンマーはピアノの設計によって様々な重さ、形状、大きさのものがあります。スタインウェイにピッタリのハンマーでも別のピアノにつけたら何の意味もありませんし、かえって悪くしてしまうことがあります。(タッチ、音の伸びや明るさ)
シュバイツァピアノの設計に最もふさわしい大きさ重さのものをオリジナルハンマーとして考案し使用しています。アンダーフェルトの入っていないウォルナットのハンマーは打弦時にムク駒のカエデの音色を軽やかに響かせます。決して大音量を目的とはせずに遠くに音を置いてくる響きを持つピアノとして製作しています。